こんばんは。くらげのもりです。
今日は初めてカウンセリングというものを受けました。
心理士さんの一言目は『何を話したいですか?』でした。
やんわりと話を引き出されるのかなと思っていたので、
目的を聞かれて少しびっくりしましたが、話をすごく聞いてくれる方で
家族構成から学生時代、現在に至るまで話をすることができました。
簡単に自分の人生を話したところで先生が一言、
『本当に頑張ってきたんだね』と。
相手は心理士さんで私は患者だから、そんな風に言ってくれるんだと
思う気持ちもありましたが、少し肩の力が抜けて、同時に涙も出ました。
私は今まで大変だったと思うことはあったけど、いくつもの苦労を乗り越えて頑張ってきたとは思っていなかったからです。
それは、私にはいつも味方でいてくれる家族がいてくれたからです。
そんな存在がいるのは当たり前ではなく恵まれている。
家族の支えなしではむしろ今まで何も乗り越えられてない。
一人の力では何もできていない。
世の中には家族と繋がりが持てず一人でやってきた人もいる。
そんな人たちに比べたら私は甘やかされて生きてきたから「頑張ってきた」なんて思ってはいけないと心の中でどこか思っています。
でもわかっています。
人の苦労は人と比べるものではない。
感じ方は人それぞれで自分がしんどいと思ったら、他人からどう思われようともしんどいんだ。
一人で生きてきた人間なんていない。
そもそも人は不完全で、弱い生き物。
誰かに頼りながら生きていくもの。
弱くて当たり前。そんな自分を認めることから始めること。
でもそれがなかなかできない。
子供のころから親に強要されてきたわけでもないのに、
完璧であることにすごくこだわりがあった。
学生時代は特にキャラがなかったから、勉学だけはまじめにやっていた。
そしたら、成績が上がって、頭のいいキャラが付いた。
そのキャラを失えば何もない気がした。
だから必死に勉強した。
でも自頭はよくないから、受験も失敗した。
もっと自分が弱いことを認めたい。
弱くてもいいやんって思えるようになりたい。
先生が言った。
『今のしんどさが続くことはないです。今は無理しないでください。そう言ってもきっと頑張ってしまうから、頑張ってでも無理しないでください。無理は無理できるときにすればいい。今は無理してはいけないときです。』
今は、頑張ってこの言葉を信じて、頑張ってでも無理しないでおこう。